ユビエダハマの課題 #2
#2 照明を考える
「もしかしたら強光を嫌がって下へ逃げてるんじゃないか」
そう以前から薄々感じていた
ライトを水面から離し、照度を下げたら褐虫藻が増えてしまいただの岩みたいなサンゴになってしまうんじゃないか…それだけは避けたい
その葛藤を繰り返していた。
[目的]
色 イエロー→淡いグリーン
形 斜め下に成長→上へと成長
一見単純な目標ではあるが、これが非常に複雑な話になる。
それは他にミドリイシやトゲサンゴが居るから。
サンゴの色形を変えることに関与すると言えばざっくり照明と水質、水流だろう。
その中でも即可能なのは照明なのだが、私が使っている照明は今時のシステムLEDではないので、スマホ経由でタイマーや照度、波長などを微調整する事ができない昔ながらのアナログなやり方だ。
波長や照度計、parなど数値化する必要性も感じないので感覚だけで大丈夫だと思っている。
現在の照明器具
ATI T5
NG38w×6
B +38w×2
ceraphic
AB×2
DB×2
tunze
8850×3
kessil
A80×1
まず、自分の固定概念であった浅場と言う光環境を考え直さなければいけない。
もし、強光下の影響で光を嫌い下に成長してしまうのならば何故トゲミドリイシやトゲサンゴは大丈夫なのか?
ユビエダハマサンゴの方がトゲミドリイシよりもう少し浅場に生息しているはず…という勝手な考えでいたからであろう。
ならば照明を離し、光の色味も調整すればより光を求め上へと伸びるはず。
固定概念(白くて強く眩しい光)
↓
適度に白く、ややグリーンよりの柔らかな優しい光
簡潔に言うならば少し暗めに青みがかった光にすれば良いんしゃないか?という安易な考えだ。
ただ、ここで一つ不安な点が上がる
ミドリイシやトゲサンゴへの影響だ。
不思議とこれらのサンゴ達は現状の環境で色も成長の仕方も申し分ない。
現状が強光下ならばミドリイシやトゲサンゴは先端から白化してしまう現象が起きたり褐虫藻が減り全体的に淡い色になるはずだが…
またエダハマサンゴのような下への成長はしていないのだ。
サンゴの配置を変えればよいのだが、ユビエダハマサンゴは土台にしっかりと活着してしまい取り出す事は不可能に近い。
この照明の高さを変える事によるミドリイシやトゲサンゴの光量不足による褐色化や白骨化だけは避けたいのだが
「何もしなければ変わらない現状ならば行動するしかない」
照明の設定を変更
T5バルブをNG×2 B+5 Fp×1
T5は昇降機能が付いたハンガーなので容易く上下できる
まずは水面から離す20㎝→30㎝
ceraphicと水面の高さを変える
10㎝→25㎝
tunze8850の色味を若干Blueへ
照明の設置、設定変更でエダハマサンゴの色というより成長方向に変化が出ることを祈る。
半年以上添加剤を使ってなかったので再度使用するか…何にしよう
続く
次回 #3水質を考える
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